海外の大学受験って、感覚がつかみにくいですよね。私が20校以上リサーチしたなかで、共通の手順を紹介します。また、奨学金の申請が平行するとややこしいので、ここでざっくりと説明します。大体のイメージが伝われば幸いです。また、建築学科を特化して調べたので、建築に興味ある方は是非参考にして下さい。
初めに
海外の大学は基本オンラインで申請を受け付けます。審査に時間がかかるので、申請から合格まで1年かかると思ってその前に行きたい学校を決めておきましょう。学校に集まって試験をすることは滅多にないです。
提出するものとしては
- 高校3年間の成績
- IELTSの得点
建築やアート系の場合は
- ポートフォリオ
等が求められます。
出願の1年半前 – リサーチ開始!
最低でも出願する一年半前には大学のリサーチをします。何故かというと、提出物の準備をしないといけないからです(アート系は試験の代わりにこのポートフォリオで合否が決まります。)建築だと、建物の外観のスケッチ5枚、内観の5枚、静物画7枚、、等、学校によっては指定の内容でたくさん提出しないといけません。その他の学科でも、オンラインのテスト対策の勉強等があります。合格率を上げる為に、準備期間には余裕を持たせましょう!
9月
JASSO奨学金の募集要項が公開されます。ここまでには最低でも志望校を決めておかないと、後の小論文等の書類準備が間に合いません!
10月~12月
10月にJASSO奨学金の書類提出をします。
早い学校だと、この時期から一次審査を始めます。特にオランダの学校が多いです。一次審査はウェブサイトで受験者登録と書類提出、それが通ったら翌年にオンライン面接の二次審査がある、という感じです。
1月~6月
1月 JASSO一次審査の結果発表
ほとんどの学校は1月から6月の間に申請の受付を開始します。できるだけ早めに提出した方がいいです。割と受かった順で連絡が来るので、早い者勝ち!という大学も少なくないと思います。
3月
JASSO二次審査の結果発表
6月~8月
この時期までには大学から合否の結果が知らされます。できるだけ早く学費を払って、ビザを取得しましょう!ほとんどの国は、直接大使館まで行かないといけません。私の場合(スペイン)は、学校から直接入学証を国際郵便で送ってもらって、東京の大使館まで行きました。そして、国にもよりますが、私のビザが発行されたのは2週間後!入学に間に合うように、早め早めの行動をしましょう。また住居なども早い者勝ちになりがちなので、この時期から調べてみるといいですね。
8月~10月
いよいよ入学です!
終わりに
以上が、大体の学校の受験手順です。ただし、大学によって別の日程や提出書類があるので、必ず大学のウェブサイトをチェックしましょう!
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