高校留学で異国の世界に飛び込んで、成績も維持するのって大変ですよね。私も、日本では平均4.5ぐらいは取れていたのに、ニュージーランドでは落第の教科も。。自分なりに研究し、落第からExcellence(最高の成績)に引き上げた勉強法を紹介します。NZでの経験を元に書いていますが、この勉強法は誰でも使えるものです。留学に行く前や、成績が伸び悩んでいる高校生の方、この記事が役立てば幸いです!
まずは成績の付け方を理解しよう!
ここのステップは大事!例えば、ニュージーランドでは出席率と課題の結果を総合で評価されます。課題というのは、各教科一年を通して2~5個程与えられるもので、各課題の期間内にエッセイや小テストをします。これの総合平均点が日本でいう定期テストの点数みたいなものです。さらに、年度末には最終の3時間程の記述試験があり、これを受けて合格しないとその教科は落第となります。最終テストを合格すると、各課題の平均点と合算してその年の成績が出されます。
1. ブリーフを読み込む!!
この大切さは強調しきれません!大学でも、これでA+を取っています。
新しい課題が出される度に、先生から”ブリーフ”を渡されると思います。ブリーフというのは、この課題はどんな目的で、何を身に付けるために出されているのか、各スキルの配点の割合等、大事なことが全て書かれている冊子です。まず、蛍光ペンを使って、わからない単語は全て翻訳してブリーフを読み込みましょう!先生が何を求めているかがわかれば、それに沿って勉強していくだけです。これさえやっておけば間違った方向に進んで成績が下がるのを防げます。
2. 授業中
基本ですが、先生の話をしっかり聞いて、ノートを取りましょう。そしてわからない単語があれば、適当なスペルで良いのでノートに書き留めておいてスキマ時間に翻訳しましょう。先生がホワイトボードに書いた言葉は重要なので、しっかり書き留めておくこと。教科書と合わせて読んで、わからない事は積極的に先生や友達に質問します。
3. 放課後
ノートの整理をします。これ大事です!授業中の走り書きを蛍光ペンでハイライトしたり矢印で順番に並べたりしていくと、なるほど!と理解したり、逆に何で?といった疑問が湧いてきます。更に教科書やドリルでその日習ったことの解説を読んだり、練習問題を解き、それでもわからないところは翌日忘れずに先生に聞きましょう。
4. エッセイの基本構成
EnglishやHistoryではエッセイを書かされることが多いです。
どちらも、基本的な構成は
- Introduction – 最初の段落でこのエッセイで何を説明するか、最終的に何を言いたいかを書く。
- Body paragraph – Introductionで述べた意見の説明や根拠を書く。
- Conclusion – Introductionをサラッとまとめてもう一回自分の意見を書くだけ!
この構成を変えることはまずないので、内容と根拠が勝負になります。目の付け所がユニークだと、おお!って感じで評価されます。ちなみに、英語の語彙は正直少なくて大丈夫です。難しい言葉を使うよりも、どれだけ自分の意見をわかりやすく説明できるかが大事です。
エッセイが上手く書けるようになると、口喧嘩も強くなりますよ!(笑)
最後は、人からどう思われるか気にしないこと!
私の成績が伸びなかった大きな理由は、周りの目を気にしていたことです。授業でわからないことがあってもみんなの前で聞けない、英語が下手だと思われたくないから、、それが大きな壁になっていました。でも、そもそも既に日本語ができるのに、新しい言語を学ぼうとしているだけで立派です。それに気づいてから、授業中に質問するようになり、わざわざ難しい言葉を使わなくなった結果成績が上がりました。私も最初の年は散々でしたが、卒業する時は現地生よりも良い成績でした。必ず結果は表れるので、頑張っていきましょう!
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